新年あけましておめでとう!佐藤ガイです。
きみは新年どんな感じですごしてる?俺はいまハワイにいます!
個人的な記録もかねて、みんなにアウトプットできる場所がほしいなーって前から考えていたので、思い切って本格的にブログをはじめることにしました!今年は何かをはじめるのに縁起がいいみたいだし。
このブログでは、出場する大会の情報とか、旅やサーフィンを通して感じたことを発信していくつもりだから、チェックしてくれると嬉しいな。
さて、さっそくだけど、1月・2月に出場することが決まった大会があるんだ。いくつかここでお知らせするね。
Da Hui Backdoor Shootout/ダ・フイ・バックドア・シュートアウト(1/4~16)
Da Huiの大会は、今年初めて挑戦する大会だよ。開催期間は1月4日から1月16日まで。大会自体はもうはじまっていて、いまは波のコンディションを見てウェイティングしている状態なんだ。
この大会には、世界中の有名なビッグウェイバー(大波に乗るサーファー)が大勢参加する。日本人のサーファーも何人か出場するんだけど、今年は俺も出られることになったんだー!やった!
でもね、ここに出られるようになるまで、じつは今までいくつも試練があったんだ。知っているかもれないけど、この大会が開催されるパイプラインっていうのは、波が大きいだけじゃなくて、地形が浅かったり、流れが激しかったり、とっても危険な場所でもあるんだ。それだけに、特に波が大きい日が続くと、毎日夜は眠れなかった。
それだけじゃない。パイプラインでは、まだまだ俺はちゃんとしたパイプライナーって認めてもらえないことがある。“日本人”というだけで相手にされないこともたくさんあった。すごく悔しい思いをたくさんした。
でも、もちろん、パイプラインを一緒に攻めてる先輩たちの活躍で、そういうのもちょっとずつ変わってきてる。それに、最近ではいい波をメイクすると、俺がカッコイイと思ってる外国人サーファーから「あの波はヤバかった、最高だ」なんて英語で言ってもらえることも増えた。そこからコミュニケーションをとって、仲良くなった人もいる。
そういう思いがこもってる大事な大会でもあるから、俺は日本人として、佐藤魁として負けずに頑張りたい。

QS1,000「サンセット・オープン」(1/18~28)
サンセットビーチで開催される大会にも出場するよー。開催期間は1月18日から1月28日まで。
ハワイノースショアの海岸沿いは、“Dream 8mile”って言われている。その中でもここサンセットビーチは、もっともマニューバー(サーフボードが進む時にできるライン)を描くことができる、太くてエネルギーのある波が押し寄せるポイントなんだ!
波の中をくぐるチューブライディングというよりは、ガンガン技を入れていく感じって言えばわかりやすいかな。
あと、最近はトレーニングにも力を入れていて、トレーニング中に「ぴかーんっ」てひらめいたアイデアをメニューに組み込んでいるから、この波に乗った時にどう化学反応を起こすのか、今から楽しみでしょうがないよ!
こんなふうに、コンペシーンでもいいライディングを見せられるようにするから、きみにも見てほしい!
QS5,000「ボルコム・パイププロ」(1/29~2/10)
この大会には過去何回か出場させてもらったよ。Da Huiとおんなじ場所でやる試合!だから、これもビッグウェーブの大会なんだよね。
大会名は、VOLCOMがスポンサーをしているから「ボルコム・パイププロ」。そして、俺のメインスポンサーの試合っていうのもあるから、これはトクベツ気合が入るね!
VOLCOMにはすっごく長い間スポンサーをしてもらってる(もうすぐ8年かな)。そういう思いもあるから、今から燃えているよ!大会期間中に最高のコンディションになることを祈ってる。
開催期間は1月29日から2月10日まで。下のリンクからライブ中継を見て応援してほしいな!
https://www.worldsurfleague.com/events/2020/mqs/3267/volcom-pipe-pro
最後に
ハワイっていうのはものすごくパワーがあるところで、俺も毎日、人や自然からそのパワーを分けてもらってる。
そして本当にありがたいことに、そんなパワーを身につけて、今年は2回もパイプラインで試合ができることになった。ボルコムハウス(チームメイトとのシェアハウス)に住んでいるみんなとは、同じ波を求めている空間を楽しめるようになってきてるし。
だけど、さっきも言ったみたいに、あの大きい波でサーフィンをするのは、時には危険なこともある。ハワイでテラスハウスに出ていた時にケガをしたのもここパイプラインだし。
自分の心にウソをつかないで話すと、時たま、どうしようもなく不安に襲われることがある。あの大波や、事故のフラッシュバックでね。
それでも、俺がここまで折れずにやって来れているのは、支えてくれる家族や、友人や、スポンサー、そして俺に声援を送ってくれるファンのみんなのおかげ。そう思ってるんだ。
本当にいつもありがとう。ハワイ生活をポジティブに満喫しながら、応援してくれる人、そして自分のために最大限チャージして頑張っていくよ!もちろん、健康が一番だけど!笑
じゃ、またね! (2020/1/9)
